コロナ禍を経てワ―ケーションが当たり前の社会へ
Withコロナの時代となり「ワ―ケーション」という言葉がよく聞かれるようになった。矢野経済研究所(東京都中野区)の調査によると2020年のワ―ケーションの国内市場規模は約700億円、21年度は777億円となり2025年には3600億円と5倍になると予想している。また、BIGLOBEが2020年全国の20~50代の社会人1200人と20代の学生300人を対象に実施した「ニューノーマルの働き方に関する調査」で、「ワーケーションをしてみたいと思うか」の問いに、「そう思う」「ややそう思う」と答えた20代は65.3%。30代も68.4%で、40代(55.6%)や50代(46.7%)を上回った。
自然豊かな環境で、サイクリングやジョギング、釣りなどを楽しみながら仕事をする、そんな夢のような仕事スタイルが当たり前の時代が到来した。ワ―ケーションで訪れた田舎が気に入り、住まいを求め、2拠点居住や移住を決断、まったく新しいライフスタイルを手にしているワーカーも多く、今まさにワ―ケーションに光が当てっている。
